言霊(ことだま)のカリキュラム#30

2013年05月03日


5月3日(金曜日) 旧暦3月24日 土の弟(つちのと)・巳。
九星=九紫火星、六輝=友引、十二直=除(のぞく) 、二十八宿=婁(ろう)。
憲法記念日。己巳。

今晩は、琉心館 館長のkonyです。

「言霊(ことだま)のカリキュラム#30」

六輝

六輝(ろっき)六曜(ろくよう)とも呼ばれていて、六日を基準に一週間として捉えて一ヶ月を5等分にして6日を
一定の周期という基本です。 

30日÷5=6日。

内容は、

0.大安(だいあん)
 一日吉・・・・(大いに安しの意味)
  すべてにおいて良い日とされ旅立ち・移転・開店・結婚など、万事に良いとされる大吉日。       

1.赤口(じゃっこう)
 正午が吉・・・ (悪日なり。万忌むべしの意味)
  正午頃がよいとされています。
  「午の刻【午前11時ごろから午後1時ごろまで】を除き赤口神が人を悩ますとされる日」

2.先勝(せんしょう)
 午前が吉・・・(先んずれば勝という意味)
  午前中に物事を始めると良い為急用や訴訟によい日とされています。
 「午前中は吉、午後二時より六時までは凶」とされる日。

3.友引(ともびき)   
 慶事は吉・・・(凶事が友に及ぶという意味)
  特に午前は吉、昼は凶、夕刻は大吉されています。
  特に葬式を忌みますが、「友を引く」として結婚式には喜ばれる。
  本来は、何をしても勝負がつかないとされる日。
       

4.先負(せんぷ)   
 午後が吉・・・(先んずれば負けるという意味)
  午前中は悪く、午後はよいという事で慎重に事を進めるのがよいとされ、急用・争い事を避け、何事も控えめで静かに待つのがよいとされる日。

5.仏滅(ぶつめつ)  
  一日凶・・・・(仏も滅する最悪の日という意味)
  すべてにおいて良くない日とされています。
  「何事も遠慮する日、病めば長引く、仏事はよろしい」とされ、特に勝負事と取り引きに悪い日。   
 
日の六輝の計算は 

(月+日)÷6=?…差数(あまり)で下記の数字に当てはめて見ます。

            0.大安
            1.赤口
差数が0~5の場合   2.先勝
            3.友引
            4.先負
            5.仏滅

但し、5以下の日の場合は(5の仏滅)から逆に読む。
例:旧暦1月1日は(1+1)-6=-4(2の先勝)
   旧暦1月5日は(1+5)-6=0(0の大安)

(月+日)の合計が12以下ならば6を引いた数12以上なら6の倍(12)を引いた数を差数表で見る。 
例:旧暦5月5日は(5+5) ÷ 6=10-6=4(4の先負)
   旧暦1月15日は(1+15) ÷ 6=16-12(6×2)=4(4の先負)


六輝の順は先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の順で繰り返します。
毎月1日の六輝は以下のように固定されている。

月の六輝
これも上記の方式を使って当てはめて見ると月の六輝が出されます。
 1月1日=1+1-6=-4(2の先勝) マイナスなので5の仏滅から逆算でみます。
 2月1日=2+1ー6=-3(3の友引)
 3月1日=3+1ー6=-2(4の先負)
 4月1日=4+1ー6=ー1(5の仏滅)
 5月1日=5+1ー6=0 (0の大安)
 6月1日=6+1ー6=1 (1の赤口)
 7月1日=7+1ー6=2 (2の先勝)
 8月1日=8+1ー6=3 (3の友引)
 9月1日=9+1ー6=4 (4の先負)
10月1日=10+1ー6=5 (5の仏滅)
11月1日=11+1ー12=0 (0の大安)
12月1日=12+1ー12=1 (1の赤口)

以上をまとめると。各月の1日の六輝は
  
先勝=1月・7月

友引=2月・8月

先負=3月・9月

仏滅=4月・10月

大安=5月・11月

赤口=6月・12月

となります。

少々ややこしいですが、順番さえ把握すれば旧暦の六輝は計算して出す事が出来ます。

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Posted by 琉心館_kony
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